北熊本製作所 北九州支店

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変形鋼管鉄塔(熊本県)

東京電力の日吉変電所ではありません。



私はまだ自動車も原チャも免許を持っていないので、偶然通りかかったときしかこういう写真を撮れません。そんなわけで今回は特に写真が悪いのですが、情報はないよりあるほうがいいということで。

熊本市近見に、通常と異なる形の鋼管鉄塔があります。日吉変電所と川尻変電所をつなぐ66kV送電線です。

変形鉄塔

携帯で遠くから撮影したので非常に見苦しいです。写真中央に写っているものがそれです。
例のごとく、鮮明な画像はストリートビューでどうぞ。
 斜め下から
 前から

なんか変でしょ?
まず、架空地線がありません。あるにはあるのですが、上空を素通りしています。
そして、腕が左右4本ずつあります。
また、なぜか片側だけに引き込み用のブッシングがあります。この中を通って、1回線分が鋼管の中に引き込まれます。行き先は鉄塔の根元、近見変電所です。
どうせなら2回線分引き込めばいいのに…電気的にバランス悪くならないんですかね?

この鋼管鉄塔は2回線の形ですが、前後の鉄塔は4回線です。つまり、この鋼管鉄塔で突然4回線が2回線にまとめられて、すぐに4回線に戻されています。1つの腕につき2本の電線を持っているわけです。

4回線鉄塔
なぜこんな器用なことができるかというと、相配置に秘密があります。前後の4回線は、よくみかける2回線の配置を縦に2組重ねたわけではなく、右図のように、上部4本、中間4本、下部4本にそれぞれ同相の線を配置しているのです。
右図の●、■、▲は電線を表し、同じ記号は同じ相を表します。

この送電線、日吉変電所側に行くと途中から2回線となっていますが、2導体になっています。(2本の電線を1組にして、4回線分の本数を持たせてある。)下段には別の送電線が1回線取り付けてあるためです。2導体で2回線にするより、単導体で4回線にしたほうがインダクタンスが減る(電流が流れやすくなる)のですが、非常に大きな違いがあるわけではないし、4回線は費用もかかりますから、適材適所で用いられるわけです。


にしても、この背の低さ…上部2回線は素通りさせるつもりじゃなかったんだろうか…。
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コメント

やっと理解しました!

これ、流通団地の入口近くにあるヤツですよね?うろ覚えですが日吉川尻線9-1号だったかな。東バイパスから見ると架線が拡げた翼のようで美しいのでお気に入りの1本です。でもなんでこれだけ腕の数が少ないのか不思議でした。というか、前後の鉄塔の方の、2回線のはずなのに腕が6段あることが理解できませんでした。謎が解けてほっとしてますw
手持ちの画像を見直してみると下の1回線が分岐していく6号鉄塔でジャンパ線の手前では横並びだった2導体が後ろでは縦並びになるように捻ってあるのが確認できました。そういうことだったのか~。専門知識のある方と知り合えてホントによかったです!

コメントありがとうございます

いえいえ、大した知識ないですよ。
写真が見苦しいものしかなかったのに、コメントを頂けてうれしいです(^o^)
>架線が拡げた翼のようで美しい
なるほど、そういう見方もいいですね…私的には、夜に下から光が当たってボーっと光っている不思議な感じがいいです。画像持っていらっしゃるんですね。さすがです。私は写真を撮りに行く機会が少ないので、知識でカバーするしかないです。

そういえば、川尻変電所への引き込みってどうなっているんですかね?確かπ引き込みだったと思うんですが、4回線をπ引き込みするのはジャンパの取り回しが大変じゃないでしょうか?もしご存知ならお教えくださいm(_ _)m

日吉川尻線のその先

16号鉄塔で緑川変電所から来た線路と併架になって4回線で川尻変電所へ向かうのですが、16号のジャンパ線の手前側までが単導体4回線、後ろ側は単導体2回線になるのです。緑川川尻線の方もジャンパ線の手前側が2導体2回線、後ろ側が単導体2回線です。今日、画像を見ていて気付きました。変電所でもないこんな途中の鉄塔で導体数を変えるってどういうことなのか、こちらもkitakumaさんにお尋ねしてみようと思ってました。
知識がないと自分の見ているものが何なのか分からないままです。もし手持ちの画像を一緒に見ていただけるならとても助かります。受け取り先を指定して頂ければお送りしたいのですが。

Re: 日吉川尻線のその先

やはり画像をお持ちですか。抜かりないですね。
ちょっと理由は分かりかねます…。2導体4回線だと鉄塔の補強などが必要で費用がかかるし、変電所までの距離が短いから問題ないのか、もしくは単導体でも太い電線を用いているのか…。
追って連絡します。

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